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ピエール・エルメの『ガレット・デ・ロワ』 [クイシンボウバンザイ。]

スイーツ・ディプロマ3級講座の第一回目は『パイについて』でした。
パイのルーツや変遷、国ごとによる違いなど、相変わらず知識欲の満たされる楽しい講義でございました。
詳しい内容は、実際に受講してもらうとして…。

今回の講義終了時のお楽しみは、ピエール・エルメの『ガレット・デ・ロワ』でした~!
ガレロワセット.jpg
中にアーモンドが一粒入っていて(※)、切り分けた時にそのアーモンドが入っていた人が王様・女王様となり、冠をもらう事ができます。

王冠.jpg
紙の冠を拡大。
素敵です。

エルメ氏のお菓子は斬新過ぎてちょっとひいてしまう時もあるのですが、こういうシンプルなケーキが美味しいと、お菓子界のピカソと言われるのも納得です。
ハイレベルの基礎があっての奇抜さ、なんですよね~。

ガレロワ全形.jpg
『ガレット・デ・ロワ』
ガレットは『丸くて平たい食べ物』、ロワは『王様』という意味です。
新年のお祝い食べるお菓子、というざっくりしたイメージを持っていたのですが、正しくは公現祭(1月6日・東方の三博士がキリストの誕生を世に知らせた日)に食べるのだそうで。
公現祭を祝って、領主が領民にお菓子をふるまう風習があったので、そこから『王様のお菓子(ガトー・デ・ロワ)』と言われるようになったのだそうです。

『パイのお菓子』だと思っていたのですが、どうやらこれはパリ式だそうで。
パリ以外の地域では、ブリオッシュ(パン)で作るのが一般的、との事。
どうしてパリではパイになったのか、というと、『表面に細かい模様を付けるため』です。
これだからお貴族様は!(笑)
また、その模様も公現祭のお祝いという事もあり、植物をモチーフにしたものが多いようです。
あと、何度もナイフが真ん中を通るようなデザインにする、というのも重要みたいです。
何回もナイフが通ったところが、空気穴になるそうで…どんなものにも理由があるんだなあ、と感心しきり。

ガレロワ一人分.jpg
カットしたところ。
芳醇なバターの香りがたまらないサクサクのパートフィユテ(パイ生地)の中に、僅かに甘酸っぱいアーモンドクリームが入っています。
さすがの美味しさです。幸せ~♪

※日本では、誤飲防止の為にアーモンドを入れるお店が増えているようですが、本来はフェーヴと呼ばれる陶器の人形などを入れます。
フェーヴのコレクターの為に、キレイに保管できるように、というのもあるようですが。
(昔の職場の上司がフェーヴコレクターでした。一人でもガレット・デ・ロワを食べるという、いろんな意味でツワモノ)
『フェーヴ』というのはフランス語で『そら豆』の事です。
その昔、乾燥したそら豆を貨幣として使っていたので、価値のあるものとして中に入れたそうです。
また、生命の象徴でもある『種』なので、生誕・新年のお祝いにもふさわしい物だと考えられたようです。
(特にそら豆は胎児の形に似ている、という事で、『受胎の象徴』とされていたのだとか…)

細かく書くとキリがないので、このくらいで…。
調べると調べるほど面白いです~!
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inoichiban

こんにちは(^o^)

スイーツ・ディプロマ3級講座で久しぶりにお会いできて嬉しかったです

前の講習からかなり間があいていたので前回ご一緒だった皆さんとお会いできるかしら。。。と、ドキドキで参加いたしましたところ、ほとんどの受講者の皆さんが以前ご一緒していた方々でホッといたしました

講習の後、ブログのお話をしたかったのですが他の方もいた為、控えさせていただきましたf(・・;)

ピエール・エルメの『ガレット・デ・ロワ』パイ生地がサクサクで香ばしいバターの香りがしてとても美味しかったですね

講習はいろいろな知識を得られるのもとても楽しいですが、何といってもで講習の最後の試食!?がとても楽しみで。。。(^m^)

次回はシュークリームですね!
またまた楽しみです
あと4回の講習ですが、どうぞ宜しくお願いいたします<(_ _)>





by inoichiban (2011-01-20 17:25) 

zenith

わぁい♪ inoさんこんばんはー!
女王様おめでとうございます(^o^)/

今回もinoさんがご一緒で心強い限りです。
3級講座も美味しく楽しくお勉強しましょうね~!
こちらこそ、よろしくお願いいたします<(_ _)>

by zenith (2011-01-22 01:52) 

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